常泉寺は慶長元年(1596年)、仙寿院日是上人の開山、檀越・高橋新右衛門によって開かれたと伝わる日蓮正宗の寺院で、山号は久遠山。本尊は大石寺25世・日宥上人が認めた三宝尊の板本尊である。寛永7年(1630年)には30石の朱印地を拝領し、延宝7年(1679年)には徳川家へ入輿する皇女に供奉した貫首が入寺、正徳元年(1711年)に客殿、正徳4年(1714年)には徳川家宣の正室・天英院の命により本堂が再建されるなど、江戸期を通じて手厚い庇護を受けた。大石寺の末寺の中でも末寺頭(筆頭格)とされる由緒ある寺院である。昭和3年(1928年)の言問通り開通により境内地が分断され、旧本堂は千葉の清凉寺に移築さ…