南魚沼市に位置する曹洞宗の古刹で、上杉景勝と直江兼続が幼少期に学んだ寺として名高い。「雲洞庵の土踏んだか」という言葉が越後に伝わるほど、かつては参拝すれば土を踏むだけで御利益があるとされた名刹である。参道には石畳が敷かれ、その石の下に法華経が一字ずつ埋められているとの伝承が残る。境内には景勝と兼続が学んだとされる建物が復元されており、歴史的な雰囲気を色濃く漂わせる。NHK大河ドラマ「天地人」の放映後は多くの観光客が訪れ、越後の戦国武将ゆかりの地として注目を集めた。四季折々の自然に囲まれた境内は、禅の空気が満ちており、静かな参拝体験ができる。