長徳元年(995年)に京都・北野天満宮から分霊を勧請して創建した、板橋区内最古の氏神社。菅原道真公(845-903年)は平安時代の学者・右大臣で、藤原氏の謀略により大宰府に左遷されたのち没し、天満大自在天神として祀られるようになった。徳丸地区は江戸時代、武蔵国豊島郡の農村であり、鎮守として村人が崇敬してきた。毎年2月13日に行われる「田遊び」神事は、一年の農作業を模した所作と唱えごとで豊穣を祈る農耕儀礼で、1976年(昭和51年)に国の重要無形民俗文化財に指定された。赤塚諏訪神社(同区大門)で行われる田遊びとともに「板橋の田遊び」として共同指定を受けており、板橋の十景のひとつにも数えられる。