市川市原木1丁目に位置する日蓮宗系単立の大寺院。山号は原木山。天文7年(1538年)7月、日蓮の法孫で京都妙顕寺の創立者・日像上人から8代目の日具上人の弟子・円増院日進が開創した。旧本山は中山法華経寺で、現在は単立。6600坪の広大な境内に本堂・御影堂・大荒行場・修行場・大講堂・鐘楼堂など総建坪800坪に及ぶ大伽藍を擁し、原木山は下総屈指の規模を誇る日蓮宗寺院として知られる。波乱の歴史を持ち、宝暦12年(1762年)に法華経寺本堂を除く塔頭の大半を類焼し、寛政3年(1791年)8月6日の寛政東海地震に伴う大津波で原木村の大半とともに本尊・御影を除き寺堂が流失した記録が残る。本尊には火災から逃れた「火中出現防火祖師像」が安置され、火伏せ・防災の霊験で知られる。山門の四脚門・袖塀や本堂の彫刻は後藤直光・二代目後藤直光(渋谷茂吉)による創建当初のもので、江戸彫刻の名作として貴重。境内の枝垂桜も有…