鷲子山上神社は大同2年(807年)、大蔵坊宝珠上人が阿波国(現在の徳島県)から天日鷲命を勧請して創建したと伝わる。祭神が鳥の神であることにちなみ、古くからフクロウが神使とされ、「不苦労」「福来(ふくろう)」に通じる縁起の良い鳥として信仰されてきた。正保5年(1648年)には徳川幕府から常陸・下野両国にまたがる朱印地20石・除地100石が寄進され、社領を確立したと伝わる。参道と本殿の中央を栃木・茨城の県境が貫いており、両県にそれぞれ社務所と神職を置く全国的にも珍しい形態をとる。境内には日本最大級とされる大フクロウ像があり、開運のパワースポットとして親しまれている。