伊勢神宮外宮の主祭神・豊受大御神(衣食住・産業の守護神)を祀る社として、木曽・揖斐・長良の三川が合流する長島輪中の出口集落に鎮座する。出口は天正年間(1570〜82年)に長島一向一揆の中心地となった地域で、天正2年(1574年)に織田信長が約8万の大軍と水軍で長島を包囲・火攻めし、約2万人が命を落とした。創建年代は記録に残らないが、江戸初期に長島藩主が戦乱で荒廃した神社仏閣の再建を行ったとされ、社殿もこの時期に再整備されたと伝わる。伊勢信仰が広く根付いた地域柄、外宮と同じ神を祀ることで五穀豊穣と農業の守護を地域住民が祈念してきた。