比沼麻奈為神社(ひぬまないじんじゃ)は、京都府京丹後市峰山町にある神社。祭神は豊受大神(とようけのおおかみ)。社伝によれば、遠い神代の昔、この真名井原の地で田畑を耕し米・麦・豆などの五穀を初めて作った神とされ、丹後地方に稲作を伝えた神として崇敬される。創建年代は不詳だが、『延喜式』神名帳に記載される式内社「比治真名井神社」に比定される。旧社格は村社。現存最古の棟札の写しには天喜3年(1051年)の焼失と天喜5年(1053年)の造立が記され、その後も永仁年間(1289年頃)、延徳3年(1491年)、宝永2年(1705年)、文政9年(1826年)、大正11年(1922年)と複数回の造営記録が残る。伊勢神宮外宮に祀られる豊受大神は当社の分霊であるとされ、本社は「元伊勢」と称される。現存する社殿は伊勢神宮と同じ神明造で、大正11年(1922年)造立とみられる一間社の本殿と、文政期造立の拝殿からなる…