五所川原市金木町川倉に鎮座し、「川倉恐山大祭」と独特の「鬼コ」の石造像で知られる津軽の古社。元禄年間(1688〜1704)に津軽三代藩主・津軽信政の援助を受けて整備されたと伝わり、津軽三十三観音霊場の第13番札所として観音信仰の拠点となった。明治初年の神仏分離令により「三柱神社」と改称し、大正7年(1918)に独立社として再建された。特に知られるのが毎年7月7日〜8日に開催される「川倉恐山大祭」で、死者の霊魂との交信を媒介するイタコ(口寄せ巫女)が集い、全国から訪問者が集まる津軽独自の民間信仰行事として現在も続く。境内の鳥居を支える石造の鬼コ像は、津軽地方の神社建築に特有の「鬼コ」文化の代表例…