大宮神社は行田市持田に鎮座し、事代主神を祭神とする古社である。創建年代は不詳だが、社伝によれば天正年間(1573〜1592)に兵火により社殿が焼失し、天正15年(1587)に忍城主・成田下総守が「忍城の裏鬼門」にあたるとして社殿を再建、かつては「大宮の久伊豆社」とも呼ばれた。当社の位置は忍城の大宮口にあたり、天正18年(1590)に石田三成が豊臣秀吉の命を受けて忍城を攻略した際の戦場の一角となり、後に水攻めが行われたことで知られる。大正5年(1916)に字相之道の八幡社・字飯沼の天神社・下忍通の塞神社を合祀した。