大久保利通(1830〜1878年)は鹿児島城下の高麗町(現・鹿児島市加治屋町付近)に生まれ、西郷隆盛と幼馴染として育った。薩摩藩士として藩政改革に携わり、薩長同盟や王政復古を主導して明治維新を成就させた。維新後は初代内務卿として殖産興業・地租改正など近代国家の礎を築き、「明治の三傑」の一人に数えられる。1878(明治11)年、東京・紀尾井坂で暗殺され、48歳で没した。現在の銅像は、生誕地に近い甲突川沿いの西千石町に建立されたもので、洋装にステッキを携えた近代国家指導者としての姿を表現している。建立年代の詳細は確認できないが、隣接する維新ふるさと館(2001年開館)の整備と前後して、「維新ふるさ…