日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の薨去の地「能褒野(のぼの)」に鎮座する神社。『日本書紀』によれば、東国遠征の帰途に伊吹山の荒神の毒気にあたって病み、尾津・藤河を経て能褒野に至り薨去したと記される。その後、尊は白鳥に化して飛び去ったとも伝わる。境内には宮内庁が「能褒野墓」として治定する前方後円墳が隣接しており、ヤマトタケルの陵墓として管理されている。神社自体は比較的新しく、明治13年(1880年)に明治天皇の勅命によって日本武尊の遺徳を顕彰するために創建された。例大祭は10月20日に斎行される。能褒野の地名は『万葉集』にも詠まれた由緒ある古称であり、亀山市は東海道の宿場町として栄えた歴史も持つ…