長浜八幡宮(ながはまはちまんぐう)は滋賀県長浜市宮前町に鎮座する八幡神社で、長浜の総鎮守として地域に親しまれる。主祭神は応神天皇(誉田別命)・神功皇后・比売神の八幡三神。神仏霊場巡拝の道第126番。社伝によれば延久元年(1069年)、源義家が前九年・後三年の役の戦勝祈願として石清水八幡宮(京都)の分霊を勧請したのが始まりとされる。源氏の氏神八幡神を祀る古社として、源頼朝・足利氏ら武家の崇敬を集めてきた。境内で毎年4月に開催される「長浜曳山祭(ながはまひきやままつり)」は、豊臣秀吉が長浜城主時代に始めたとされる祭礼で、子供歌舞伎を奉納する豪華絢爛な曳山行列が国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の構成要素にも登録されている。湖北地域の歴史と文化を象徴する神社。
長浜八幡宮の創建は社伝によれば延久元年(1069年)、源義家(八幡太郎義家、1039-1106年)が前九年の役(1051-1062年)に続く後三年の役の戦勝祈願として、京都の石清水八幡宮の分霊を当地に勧請したのが始まりとされる。義家は源氏の氏神である八幡神への篤い信仰で知られ、各地に八幡神社を勧請したことで、これが武家の八幡信仰の全国展開の端緒となった。鎌倉時代以降、源頼朝・足利氏ら武家政権の崇敬を受けて寺社領の寄進が相次ぎ、湖北地域の有力神社として繁栄した。戦国時代の戦乱で社殿が一時荒廃したが、天正5年(1577年)に長浜城主となった豊臣秀吉が社殿を再建し、地域の祭礼として「曳山祭」を整備し…