寛喜3年(1231年)、意教上人の開山により津軽十三湊(現・青森県五所川原市)に創建された真言宗智山派の古刹。三春藩祖・秋田俊季が正保2年(1645年)に奥州三春へ移封されると、初め常陸宍戸に留め置かれたが、2代藩主盛季の代・慶安3年(1650年)に古四王堂とともに三春へ遷され、藩主家の祈願所となった。本尊の不動明王立像をはじめ、秋田盛季寄進の帝釈天立像・四天王立像など江戸初期の優品が多く伝わり、正徳2年(1712年)に3代藩主輝季によって再建された古四王堂とともに、いずれも三春町指定文化財に列せられている。