八戸市に鎮座する南部藩の総鎮守で、国宝の甲冑2領を所蔵することで名高い古社。「白糸威褄取鎧」と「赤糸威鎧」の2領は鎌倉時代の大鎧の傑作として国宝に指定されており、宝物館「白山館」で公開されている。南部氏の祖・南部光行が鎌倉時代に甲斐国(現山梨県)から陸奥に赴いた際、源頼朝から賜った甲冑が奉納されたと伝わる。境内は国指定の重要文化財を含む社殿群が立ち並び、歴史的景観を今に伝える。八戸三社大祭の中心神社の一つとして、勇壮な山車行列で知られる。全国でも有数の甲冑コレクションを持つ神社として、武家文化と八戸の歴史を後世に伝える重要な文化拠点となっている。