小諸城の地には、平安末期から武士団が拠点を構えていたと伝わる。戦国時代の1553年(天文22年)ごろ、武田信玄が信濃攻略の拠点として整備を進め、翌1554年に現在の縄張りの基礎が形成されたとされる。その後、山本勘助が縄張りに関与したとも伝わるが詳細は不明である。1590年(天正18年)、豊臣秀吉の小田原攻めに従軍した仙石秀久が城主となり、天守・二の門・三の門などを整備して城郭の体裁を整えた。江戸時代には牧野氏が1702年(元禄15年)から明治維新まで藩主を務め、城下町の整備が進んだ。1871年(明治4年)の廃藩置県により廃城となり、城跡は1878年(明治11年)に「懐古園」として開放された。詩…