全国約12,000社の天満宮・天神社の総本社で、学問・書道の神として崇められる菅原道真公(845〜903年)を祀る。政敵の讒言によって大宰府に左遷された道真の霊を鎮めるため、天暦元年(947年)に神託に従って創建された。本殿をはじめとする社殿群は豊臣秀頼が慶長12年(1607年)に再建した桃山建築の精華で、国宝に指定されている。豪壮華麗な彫刻と装飾金具は桃山文化の最高水準を示す。道真が愛した梅は約50種1,500本が境内に植えられ、2月から3月にかけての梅花祭の季節には全国屈指の梅の名所として多くの人々が訪れる。天正15年(1587年)には豊臣秀吉が「北野大茶湯」を催し、千利休も参加した空前絶後の茶会で秀吉の権勢を示した。毎月25日(道真の誕生日・命日)には「天神市」が開かれ、古道具・骨董・食べ物の露店が立ち並ぶ賑やかな縁日となる。受験シーズンには学業成就を祈る参拝者が全国から押し寄せる、…