延喜式神名帳(927年)所載の式内社「中臣神社」(伊勢国桑名郡)の論社で、式内社「桑名神社」二座ともに北桑名の地の古社群を形成してきた。神護景雲3年(769年)に旧上野村の「山上」に創祀されたと伝わる。正応2年(1289年)に桑名神社境内へ遷座して合社となり、永仁4年(1296年)には春日神四柱を勧請して「春日大明神」とも称された。以降は北桑名郷の総社として地域の信仰を集め、戦国・江戸期を通じて桑名藩の庇護を受けた。中臣氏は藤原氏の祖にあたる氏族であり、当社はその初期祭祀の伝承を北桑名に伝える社として位置づけられる。