神奈川県藤沢市大鋸に所在する高野山真言宗の寺院。山号は三島山、建保6年(1218年)に道教を開山、鎌倉幕府第3代将軍・源実朝を開基として創建された。藤沢の地名の由来ともされる三島信仰の発祥地で、建久4年(1193年)には源頼朝が藤沢清親に奉行を命じて大鋸の地に豆州(伊豆国)三島大明神を勧請したと伝わり、この三島信仰の流れが後の感応院創建の基盤となった。境内には三島神社を擁し、神仏習合の典型的な形態が江戸期まで続いた。応永5年(1398年)に幸海が中興、江戸時代の慶長14年(1609年)には江戸幕府から檀林所(学問研修寺院)の指定を受け、慶安2年(1649年)3代将軍徳川家光から3石7斗の朱印地を賜った。東海道藤沢宿の遊行寺と白旗神社を結ぶ旧東海道沿いにあり、鎌倉将軍家ゆかりと江戸将軍家ゆかりが重なる格式高い古刹。JR藤沢駅から徒歩10分。