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平安期創建の奥久慈の山岳霊場、秋の紅葉に包まれる久慈川渓谷を望む天台の山寺
JR水郡線常陸大宮駅からタクシー約30分
茨城県常陸大宮市鷹巣
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常陸大宮市鷹巣に位置する徳蔵寺は、天台宗に属する山寺で、奥久慈の山々に囲まれた深山幽谷の霊場である。本尊の阿弥陀如来を安置し、山岳修行の道場として修験者たちの崇敬を集めてきた。開創は平安時代に天台宗の僧が入山したことに始まると伝えられる。境内からは久慈川の渓谷美を望むことができ、自然と一体となった修行の場として格別の環境が整っている。秋の紅葉の時期には山門からの眺望が見事で、紅葉と古刹の組み合わせが多くの参拝者を魅了する。常陸大宮の山岳信仰の伝統を体現する、奥深い霊気漂う寺院である。
徳蔵寺は仁和年間(885〜889年頃)、あるいは元慶4年(880年)頃に天台宗の僧が奥久慈の山中に入山して開創したと伝わる。平安時代より阿弥陀如来を本尊とする山岳修行の霊場として、修験者や天台僧の信仰を集めてきたとされる。中世には奥久慈一帯を支配した武家勢力の庇護を受けながら法灯を維持したと考えられ、山岳信仰の拠点としての性格を保ち続けた。近世には江戸幕府の宗教政策のもと天台宗寺院として組織化され、地域の民衆信仰と結びつきながら久慈川流域の山村集落の寺院として機能してきた。近代以降も常陸大宮市鷹巣の山中に法灯を継ぎ、現在に至るまで天台宗の寺院として山岳霊場の伝統を守り続けている。
穢れ祓い・心身の浄化・邪気払い。禊(みそぎ)や護摩の伝統に連なる。
御祭神「阿弥陀如来」のご神徳に由来
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