ひたちなか市大平一丁目地内(旧勝田市大平)にあった大平古墳群を構成した前方後円墳。規模はひたちなか市埋蔵文化財調査センターが全長約60メートル、茨城県教育委員会の文化財解説が推定全長約80メートルとしており、資料によって数値に幅がある。築造は古墳時代(6世紀頃とされる)。墳丘は工事によってすでに消滅しており、現地に遺構は残っていないため見学はできない。この古墳から出土した高さ27.5センチの「乳飲み児を抱く埴輪」は、乳児を抱いて授乳する母親をかたどった全国的にも類例の少ない人物埴輪で、平成9年(1997年)1月27日に茨城県指定有形文化財に指定された。実物はひたちなか市中根のひたちなか市埋蔵文化財調査センターで展示されており、古墳そのものが失われた現在も、この埴輪が古代この地に暮らした人々の姿を伝えている。
黄金塚古墳は、ひたちなか市大平一丁目地内に広がっていた大平古墳群を構成した前方後円墳である。築造時期は古墳時代の6世紀頃とされる。近代以降の開発・工事にともなって墳丘は削平され、現在は現存しない。出土した人物埴輪「乳飲み児を抱く埴輪」(高さ27.5センチ)は、乳児を抱いて授乳する母親を表した造形で、この主題の埴輪は全国的にも類例が乏しく、当時の家族観や葬送儀礼を考えるうえで貴重な資料とされる。同埴輪は平成9年(1997年)1月27日に茨城県指定有形文化財となり、ひたちなか市埋蔵文化財調査センターに収蔵・展示されている。なお同市中根には極彩色壁画で知られる虎塚古墳があるが、黄金塚古墳とは約3キロ…