弘前市愛宕に鎮座する真言宗智山派の古刹で、「津軽五山」の一つに数えられる。慶長年間(1596〜1615)に初代弘前藩主・津軽為信が開基し、最勝院第五世眼尊を開山として創建された。本尊は勝軍地蔵菩薩(かちいくさじぞう)で、戦国の世において合戦の勝利と将士の守護を願う武家信仰の象徴として篤く崇敬された。慶長14年(1609)に現在の愛宕山下に遷座し、以来400年以上にわたって弘前の鎮護と厄除けの寺として地域住民の信仰を集めてきた。津軽五山とは最勝院・革秀寺・長勝寺・誓願寺とともに選ばれた弘前を代表する五つの名刹で、津軽における真言宗・曹洞宗の法灯を守る寺院群を指す。また、津軽弘法大師霊場第8番札所…