宇都宮二荒山神社の創建は崇神天皇の代に遡ると伝わり、下毛野国造に任じられた奈良別王が祖神・豊城入彦命を祀ったのが始まりとされる。承和5年(838年)には現在地の臼ヶ峰へ遷座したと伝わる。延長5年(927年)成立の延喜式神名帳には「下野国河内郡 二荒山神社 名神大」として記載され、下野国一宮とされてきた(日光の二荒山神社との式内社の帰属を巡っては古くから論争がある)。天慶3年(940年)の平将門の乱に際しては、藤原秀郷が当社で授かった霊剣で将門を討ったとの伝承があり、以後も源頼義・義家、源頼朝、徳川家康など歴代の武将から篤い崇敬を受けたと伝わる。