寺伝によれば、普光寺は823年(弘仁14年)、嵯峨天皇の皇子が筑後国三池郡の郡司として当地に赴任した際に建立したのが始まりと伝わる(一次史料による裏付けは限定的で、あくまで寺伝である)。その後、天台宗の僧・円仁(慈覚大師)が寺として整備したと伝えられる。境内の木造慈覚大師像は1429年(永享元年)の造立で、頭部に銘記が残る。木造薬師如来坐像は1963年の解体修理により、頭部から胸部が平安時代後期、その他が鎌倉時代末期の補修と判明した。不動明王板碑は1345〜1350年頃の造立と推定されている。県天然記念物の「臥龍梅」は樹形が伏せた龍のように見えることからその名がつき、1958年に指定された。長…