大阪市北区堂島の堂島アバンザ敷地内に鎮座する、「堂島」の地名由来となった古刹。寺伝では推古天皇元年(593年)、聖徳太子が勅命により四天王寺を造営した折、資材を運ぶ船が難破してこの洲に漂着したため太子自ら堂を建てたのが起源と伝わる、国内最古級のお堂の一つ。この堂が立つ洲(しま)であったことから、周辺の地は「堂島」と呼ばれるようになった。堂島は明治期まで堂島川と曽根崎川(蜆川)に挟まれた中州の島で、江戸時代には日本初の先物取引所「堂島米会所」が置かれ、世界の商品先物市場の原型を生んだ地としても知られる。現在の本尊は薬師瑠璃光如来(室町時代作)のほか、地蔵菩薩像・弘法大師像も祀る。第二次大戦後は毎日新聞大阪本社の拡張で東方へ移転していたが、1999年の堂島アバンザ竣工に合わせ現在地へ戻り、ミラーガラス127枚を組み合わせた直径7mの球形モダン堂宇として再建された。2月の節分に行われる「お水汲み…