壇ノ浦の戦いで平家が敗れた後、平資盛(平清盛の孫、平重盛の子)が奄美大島南部の加計呂麻島・諸鈍の地に落ち延びて住み着いたとの伝承があり、集落の入口には資盛を祀る大屯神社が鎮座する。旧暦9月9日の例祭では、国指定重要無形民俗文化財「諸鈍芝居(諸鈍シバヤ)」が奉納される。仮面をつけた男性演者「シバヤニンジョ」が演じるこの芸能は、資盛が都の文化を伝え、地元住民との交流を深めるために伝えたものと語り継がれている。かつては20番以上あったとされる演目のうち、現在は11番が保存会によって受け継がれ、毎年多くの見物客を集めている。